本屋に行けば、お正月料理に関するレシピ本がたくさん並んでいますよね?
目移りしてしまって、どれを選んだらいいのか、悩んでしまうことでしょう。
そんな方のために、基本的な「おせち料理」を紹介していこうと思います。
・・・でも、その前に、「そもそも『おせち料理』とはなんなのか」説明しますね?
そもそも、おせち料理の「おせち」とは、「お節供(おせちく)」が省略された言葉で、
節日(元旦と五節句のこと)に「神に供えた料理」のことを指しました。
現在では、節日の1番最初に当る「お正月」での料理のことだけを、
「おせち料理」と呼ぶようになってはいますが、元々はお祝いの料理なんです。
そんなわけで、おせち料理は、日本の伝統的な料理ですが、
必ずしも明確な決まり事があるわけではないんです(おめでたければいいんです)。
さて、そんな「おせち料理」ですが、
黒豆・田作り・数の子などの「祝い肴」は定番となっていますが、
地域や各家庭で「新年を祝うための料理」は、さまざまなものがあります。
中には、洋風や中華風にアレンジした料理もありますし、
有名料亭が工夫を凝らして作った料理なども販売されていますね。
それに、デパート・スーパー・コンビニ・通信販売・・・
・・・いろいろなところで「おせち料理」が購入できるようになりました。
ですが、その反面、昔からの風習にこだわって手作りする方も増えているようです。
基本を守りつつ、それぞれの家庭ごとにアレンジや工夫を加える「おせち」。
・・・なんだか、おめでたくて楽しいお正月が過ごせるような気がしませんか?
では、これから、わずかですが、「おせち料理」を紹介していきますね。